採用活動に動画を利用するべき理由とは?

採用活動を行う上でさまざまなツールがあり、企業によって使うものは異なってきます。

ただ、最近は高い効果が期待できることから採用活動にYouTubeといった動画を利用する企業が多くなってきています。

しかし、「動画って本当に採用活動において効果的なの?」と疑問に思っている方も少なくないかと思います。

そこで、本記事では、動画を用いた採用活動のメリットや制作手順について紹介します。

求職者は採用動画で情報を取得する時代

就職活動時に採用動画から情報を取得する求職者は年々増えてきています。

特に、学生のような若年層の多くは採用動画を視聴する傾向にあります。

実際、レバレジーズ株式会社と株式会社プルークスが実施した「就職活動におけるスマートフォンの活用と採用動画視聴に関するアンケート調査」では、約92%もの学生が採用動画を「見たことがある」と回答しています。

そのうち半数以上が「個別企業説明会」や「会社ホームページ」で視聴したと回答する一方、「YouTube」での視聴も5割を超えています。

また、約7割以上の就活生が、採用動画視聴で「志望度が上がった」と回答。「採用動画があったほうが良い」と、回答した就活生は9割近くにのぼりました。

 

採用動画が就活生にとって重要な理由はいくつか考えられ、例えば下記のようなものが挙げられます。

・企業の雰囲気や、仕事の内容をイメージしやすくなるから

・企業のリアルが知れて、企業選びの判断軸になるから

・動画のテイストから企業の雰囲気が伝わってくるので、どんな人を採用したいかイメージしやすくなるから

このような背景から、就活生にとって採用動画の需要は高まっており、動画があるかないかで求人への応募率が変わるといっても過言ではありません。

採用動画を使うメリット

では、採用動画にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、採用動画のメリットについて紹介します。

企業の情報を求職者に視覚を用いて伝えられる

人間は主に情報を視覚・聴覚から得ており、それぞれの情報収集能力は視覚87%、聴覚7%といわれています。採用動画は、視覚・聴覚、そのどちらからもユーザーに情報を伝えられるため、テキストや画像だけの広告よりも多くの情報量を与えることができます。

求職者が職場で働くイメージがしやすい

動画であれば、文章や写真と比べ職場の雰囲気やどのようなスタッフがいるかをより詳細に伝えることができます。

例えば、スタッフの話し方や声のトーン、会社の内装といった写真からでは伝えるのが難しい情報でも動画なら可能です。

求職者もこのような動画を見ることで、実際に働いた際のイメージをすることができます。

求職者にとって、その職場で働くイメージができるかどうかで、応募意欲は大きく異なります。

そのため、動画を活用して求職者に職場で働いた際のイメージを伝えられれば応募率の増加に繋がります。

ミスマッチを減らすことができる

多くの採用担当者は、採用コストと工数をかけたにも関わらず、入社した人材が早期離職するような採用ミスマッチを経験したことがあるかもしれません。

採用のミスマッチがおきる大きな原因は、職場のリアルの雰囲気を求職者に伝えられてないからです。

特に人間関係といったものをありのままに求職者に伝えるのが非常に難しいです。

しかし、採用動画であれば人間関係を含めリアルな職場の雰囲気を伝えることができます。

例えば、動画で実際の職場で社員が団欒する様子や、現場で働く人たちへ台本なしのインタビューを実施することでその職場のリアルな雰囲気を伝えられます。

その結果、採用におけるミスマッチも減らせ、離職率の改善にも繋がります。

採用動画を制作の手順

採用動画を自社で制作したいと思ったときに、どのような手順で制作すればいいか悩まれる方も多くいらっしゃると思います。

ここでは、採用動画を成功させるポイントを紹介します。

採用動画の目的を設定する

採用動画を制作する目的を最初に設定しましょう。

周りが採用動画を作っているから自社でも動画を作ろうといった曖昧な目的で制作したとしても期待しているような効果を見込めません。

例えば、入社後の離職率が高いためそれを抑止したいという目的があるにも関わらず、動画の内容が企業の認知を拡大するようなものであればどうでしょうか?

認知が拡大したことで応募数が増えるかもしれませんが、動画での離職率改善は難しいでしょう。

そのため、動画を制作する際は目的を決めることが必須です。

採用動画を制作する目的として下記のようなものが挙げられます。

・認知拡大

・自社イメージのアップ

・仕事理解

・ミスマッチの防止

動画の目的は、これだけではありませんが制作の前にまず上記のような目的を設定するようにしましょう。

動画のターゲットを明確にする

動画の内容はターゲットの年齢や性別、職種などによって変える必要があります。

例えば、社内エンジニアを募集したいのならば、実際に働いているシーンや職場の雰囲気を中心とした動画にすべきですが、これを商談のシーンのような営業向けの内容にすると、興味を持ってもらえず、ターゲットに視聴されない可能性があります。

ターゲットを明確にすることでどのような動画にするかが決まるので、動画制作の前に必ず誰をターゲットにするか決めましょう。

また、ターゲットを明確にする際は新卒や中途、職種、年齢などの基本項目だけでなく、趣味や出身大学といった具体的な人物像をイメージすると動画の内容をスムーズに決めやすくなります。

採用動画の内容を決める

目的やターゲットを決めたら採用動画の内容を決めましょう。

採用動画の種類は目的によって異なりますが、特に見たいと思われているコンテンツは「事業説明」や「社員インタビュー」「社員の1日の流れ」の3つとなります。

もし、採用動画の制作したいコンテンツが複数あるならば、求職者から需要があるものを優先的に制作するようにしましょう。

動画撮影

動画の内容が決まればいよいよ撮影に入ります。

予め企画した内容の通りに撮影を進めていきますが、基本的に再撮影はできないと意識しましょう。

再撮影するとなると改めてキャストや機材の準備をする必要があるため非常に手間となります。

一回のみで納得した動画を制作するためにも、事前の段取り、入念に打ち合わせたり、各シーンごとに重要になる箇所は、何度か撮り直して編集時にシーンを選べるようにしましょう。

撮影後に編集する

撮影が終われば、求職者に魅力的に感じるような動画にするために編集作業に入りましょう。

電車の中でスマートフォンを用いて動画を視聴するユーザーもいるため、編集の際は字幕を入れるのがおすすめです。

動画を公開する

最後に動画を公開しましょう。

YouTubeに公開をすればリンクの引用で自社サイトに載せれたり、説明会でも流せるためYouTubeに公開しその動画を利用しましょう。

アクセスの採用動画の事例を無料ダウンロード

今回の記事では、採用動画のメリットや制作手順についてまとめました。

適切な採用動画を制作できれば認知拡大や応募数増加につなげることができます。

アクセスでは、採用動画の制作実績が複数あります。

今回のダウンロード資料では、弊社が実際に作成した制作事例を用い、どのような手順でどれくらい時間をかけて動画を制作したか紹介しています。

下記必要事項をご記入の上、送信いただくと、送信完了画面にて無料でダウンロード可能です。 

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